こんにちは。
今日は雨がパラついたり、晴れ間が覗いたりと...
とても目まぐるしいお天気の葉山。
7月12日(金)から開催されている木工作家の
「飯田 慎一・飯田 康恵 二人展」
伊豆高原の工房で、ご夫婦のユニットで制作されている飯田さん夫妻。
樹種を選ばず、デザインを固定化せず。
その樹の特徴や癖を臨機応変に、
繊細な加工や手彫りなどテクニカルな技法を用いず、
できるだけシンプルに、素材の気配を大切にした作品作りをされております。
未乾燥の生木をそのまま旋盤加工し、
乾燥による収縮と変形・歪みを生かし、
個々の「樹」のもつ個性を最後まで活かされた造形は、
優美であり、躍動感あふれる佇まいが特徴です。
飯田 慎一さんの作品は主にオブジェを制作。
スポルテッドを生かしたその佇まいは、
自然が作り出された美しさをそのままに、
慎一さんが手を加えることにより、
朽ちた表情が力強く、迫力があり
厳とした佇まいは圧巻です。
康恵さんは日々の日常に「使える器」を手掛けています。
お椀は持ちやすいように、ラインを入れて削られており、
縁は出来るだけ薄くし、口当たり良く美味しく召し上がれるように制作されています。
またお椀だけの使い方ではなく、
時には小鉢としてお使い頂けるような深みや大きさの作品も。
フォルムも滑らかで美しいラインが魅力的です。
仕上げはウレタン加工によって木の変色や耐久性などを強化しており、
日常に「使える木の器」としてより使いやすくなっております。
7月12日(金)〜21日(日)まで「飯田 慎一・康恵 二人展」を開催しております。
gullam.life&arts.では、飯田 慎一さんと飯田 康恵さんの作品を、手に取りご覧頂くことが出来ます。
お近くにいらした際には、是非お気軽にお立ち寄り下さい。
(水着、砂の付いた状態や濡れたままでのご来店はご遠慮頂いております。何卒ご理解の程宜しくお願い致します。)
何気ない「日常」を日用品を通して、少しでも「素敵」になりますように。
gullam.life&arts.はそんな想いで、
心地よい時を共に刻める
作家や職人が拘って制作された「道具」や「作品」「モノ」をご提案をさせて頂いております。
今日も素敵な1日を。
Kanako