日本の財産とも言える熟練した職人の技術を生かし、一貫して拘りを持って作られる美しき日用品の数々を制作している東屋。古き良き日本の「道具」「日用品」を現代に甦らせると同時に、その佇まいは現代に溶け込み、日本の美意識や技術の素晴らしさを再確認させてくれます。長く使えて、使い込んだ姿も美しい商品ばかりです。

ご飯を炊いて、お櫃に移す。炊飯器が普及してからほとんど行われなくなった習慣が、おいしいもの好きの人々の間で見直されつつあります。炊きたてのご飯から余分な蒸気を吸収し、自然な状態で、おいしく食べられる時間を保つのが、お櫃の役割。頼れる無垢材の道具です。桶に蓋を乗せたシンプルな構造は、関西型と呼ばれる形。中にちょうど3合のご飯が入ります。素材は国産、無塗装の椹〈さわら〉。ヒノキ科の針葉 樹ですが強い香りがなく、食品に匂いを移しません。
木挽き、乾燥、木割り、組み、仕上げのすべてに手をかけ、必要な時を重ね、木の声に耳を傾け、木と心を通わせるように、一点一点を職人の手で使い手の想いを汲み取り仕上げられております。

PRODUCT DETAILS

size　:　Dia 18.9 cm × H 15.4 cm

material　:　木曽楢　・　竹

artisan ： 桶数　/　長野県木曽郡

繰り返し使うと、より風合いのいい道具になります。毎回、使用後にはぬるま湯でよく洗い、直射日光を避け風 通しのよいところで乾燥させてください。

＊ ご使用の際の詳しい注意点などは購入時に商品と一緒に説明書きを同封いたします。そちらをご覧ください。