こんにちは。
まだまだ残暑が厳しいこの夏。
でも、夕暮れが少し早くなってきて
夏の終わりを感じさせます。
本日は、自然豊かな秋田県角館で明治9年から樺細工の製造をされている
【 八柳 】さんをご紹介します。
樺細工とは、山桜の樹皮を用いた世界で唯一無二の工芸です。
山桜の樹皮は、代々受け継がれてきた技術で剥がすと、数年で再生し、樹木を枯らすことはないそうです。
「八柳」は持続可能な自然を守り、自然と伝統工芸の共存共栄を掲げられています。
「八柳」の樺細工の工芸品は素材の美しさがとても魅力ですが、同時に優れた素材の性質の上に成り立っています。
その特徴が、湿気を抑えてくれてなお乾燥も抑えてくれる性質です。
その性質を生かし、茶筒や珈琲キャニスターなど、伝統的な技法や作り方を継承しながらミリ単位の高い技術で一品一品心を込めて制作されている「八柳」。
樺細工「八柳」の作品の中でも本日おすすめするのが、
「八柳」と地産レーベル「casane tsumugu」が2020年に立ち上げた共同ブランド「YATSU」のキャニスター。
桜皮の中でも素朴で荒々しい美しさを持つ山桜の樹皮をそのまま生かした稀少材「霜降皮」を用いてつくったシンプルなデザイン。
外皮は「霜降皮」を使用しておりますが、中筒は樹皮を薄く削り研磨した「無地皮」が使用されております。
蓋を外すと、また驚きとその美しさに魅了される【 八柳 】「YATSU」樺細工の珈琲キャニスター 。
一つ一つ職人が手作業で、技術と拘りで作られた【 八柳 】の樺細工の作品。
天然の桜皮なので、形は同じでも雰囲気、風合いは一つとして同じものがありません。
一期一会の出会い。
ぜひ、gullam.life&arts.でお手に取って「八柳」の樺細工の素晴らしさを感じて頂ければと思います。
お近くにいらした際は、お気軽にお立ち寄りくださいませ。
心よりお待ちいたしております。
(土曜日はお休みとさせて頂きます)
gullam.life & arts.では
毎日の生活に寄り添う
素敵な「モノ」などをご提案させていただきます。
今日も素敵な1日を
kanako